今年も午前の会、午後の会と総勢32名の方にご参加いただき
今年も満員御礼でした
茶の湯の師匠 松本宗紅先生をお招きし、
茶杓の話をしていただきました
「茶杓は茶道具の中で、唯一、お茶人さんが魂を込めてつくることのできるもの」
古田織部が利休さんを偲んで筒をつくり位牌のかわりに茶杓を飾ったという話…
茶の湯初心者のみなさまにも刺激になるようなお話でした
また先生と僕の茶杓コレクションを披露
ポイントは、茶杓のルーツから現代に至るまでの変遷
素材は違えど、そこにある“精神”は変わらない
僕自身が茶道具を手にとる時、そ意識していることをみなさまと共有
白竹、煤竹からご自分の好みの茶杓を選び
いざマイ茶杓削りタイム
もくもくもく…
みなさん真剣に取り組むこと約2時間
個性豊かな素敵なマイ茶杓たちが完成~
一見すると同じ茶杓に見えますが、
自分が削った茶我が子のように杓は一目瞭然
床の間のお雛様の趣向に合わせたおひな菓子をいただいて
削りたてのマイ茶杓で一服
使い心地はいかがでしょう
最後に僕の削った茶杓をご覧ください
銘 【劔掃(コンソウ)】
大きな悩みは鋭い剣のような櫂先で断ち切り、
小さな迷いは吐き捨ててしまうという意味です
銘は、先日台湾でt茶会を拓いた際に
台湾茶の老師につけていただきました
来年も開催予定です
みなさん一年しっかりと使い込んで、育てていってくださいね